2014年10月8日水曜日

東海道線新幹線による代行輸送開始 東海道線土砂災害

東海道新幹線N700系
新大阪駅に入線する東海道新幹線 N700系
先日の台風による土砂災害で東海道線が不通となっています。
そのため東海道新幹線とバスを使った代行輸送が始まりました。

新幹線での代行輸送自体は特急や夜行列車が遅れたときは比較的行われたりしますが、普通列車を含めた代行輸送というのは多くありません。
適用されるケースはしばらく運転見込みがどうしても立たなかったりと最終手段的な場合ばかりです。
新幹線の性質上通勤客を運ぶのには適しませんし、通勤客を大量に振り替えることで新幹線にまで影響を出したくないというのが本音でしょう。
そのため判断が若干遅れるというのがしばしばあるように感じます。
以前東北線の大宮付近で誤ってセクションで列車を停止させてしまい、送電設備を故障させ大規模な輸送障害が発生したことがあります。
その時は午前中の事故であったにも関わらず夕方頃しぶしぶといった感じで新幹線での振り替えを実施しました。
トラブルが故意でないにせよ運転士のミスによるJR側の問題だったためより不満も多く聞かれたよう記憶しています。

一つの遅延が関係のない路線に広がらないようにするのも鉄道輸送での基本ですが、それを恐れるために適切な判断が遅れるのはあってはならないことだと思いますがなかなか難しい問題です。

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